組長、大槻監督からの最後のメッセージはサポーターとして心打たれました。レッズへの熱いハートが感じられ、チームから離れてしまうのが残念です。難しい時期に渦中の栗を拾って監督を引き受けてくれたことに感謝です。
同時にチームが出した振り返りと21シーズンに向けたコメントには、疑問と不安を感じます。
「個」はどのチームへのコメントなのでしょう。急成長した若手とは誰のことですか?
「個の能力を引き出すには、「チーム」の戦い方も大きく影響しています」とは天に唾するコメントです。チームに合わせて個の編成をするのがフロントの仕事ではないのでしょうか。
「姿勢」について課題が残っていることの責任の全てが監督にあるのでしょうか。適切なチーム編成ができなかったことにもあるのではないでしょうか。
来季については監督も、選手の入れ替えもすべて、噂でしかありませんが、大幅に入れ替わりそうですね。一方で、コロナ禍で経営的に厳しい状況で、予算は限られているのか、噂に上がっている名前はほとんどが若手。今季、しっかり戦力となっていたエヴェとマルティノスの契約解除、そして長澤、青木までも放出の噂が出ることがチーム予算の厳しさを裏付けているように感じます。若返りをして、チームコンセプトに合わせて育成していくのならば、3年計画の初年度である今季にやっておくべきでした。選手との複数年契約もあるので、できなかった部分もあるのでしょうが。
新監督でチームの形を作り直して、それに合わせて選手を育成するのが来季ということならば、来季はACL出場権といった結果目標は一旦、凍結して、若手を育てながら戦術の浸透を図る我慢の1年と位置付けて、再来季に結果を出すというのが現実的のようにも思います。分かっていても結果が出ないことに我慢ができないのがレッズサポーターなので、新監督もフロントもサポーターの罵声に耐えてやり抜けるのか。もう少し、シーズンオフの動きを確認してから、来季については考察したいと思います。
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浦和レッズ「厳しい経営」で見出す新機軸の実情(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース