買い換え車として決定したLEXUS NX 300hについて少し書いてみます。車としての評価はモデル末期でもあり、今さらなので、今回、購入を決めた特別仕様車のお得感をメインに書きます。
1. レクサス商法:
噂通り、渋いの一言。値引きはしないの噂が定着しているのをいいことに、「レクサスは値引きはしません」という営業マンの宣言。トヨタが値下げ原資を出すとの新聞記事はと突っ込むと、「よく分からない」と逃げ。それをあてにして来たのにと言って、ようやく、「少しは・・・」で、最終的には、記事に合わせたかのように純正コーティング99,000円がサービスになりました。下取り査定も、書いたように、一番低い査定で、買取店を進めてくる始末。オプションパーツも、フロアマットが93,500円とかあり得ない価格設定。オプションは、輸入車とは違って一つ一つ必要なものを選べるのはいいのですが、一つ一つの価格設定はいかがなものかと。
新型コロナ:トヨタ、最大10万円値下げ 国内販売店に原資 :日本経済新聞
受注生産で在庫を持たないから値引きもしない強気でいけるのでしょう。受注生産なので、納期も3か月以上。7月下旬に契約したのに、10月上旬の、本日時点でも納車が確定していないのもどうなんでしょう。納車まで3か月ぐらいと言っていた範囲でおさまるようですが、まだ納車日が決まりません。
と、まずは不満から。
2. 特別仕様車Spice & Chic(¥5,523,000):
特別仕様車のお買い得感が、決め手となった感があります。これがなければ、残価設定額を支払って、BMW320iを乗り続ける選択をしたかもしれません。そのぐらい魅力的です。モデル末期のテコ入れの常套手段ですが、オプションテンコ盛でお買い得感を出す作戦。どのくらいお得なのかを、標準グレードと比較してみます。
1)i-package(¥5,373,000)との比較
i-packageをベースにした特別仕様なので、ベースグレードとの比較です。価格差は税込みで¥150,000となります。主な装備の違いは(カッコ内はオプション設定金額)
- フロントロアバンパーモール(¥?:特別仕様のみの設定)
- フェンダーアーチモール(¥154,000)
‐ 225/60R18 100Hタイヤ&18 x 7 1/2Jアルミホイール(¥38,500)
- ブラインドスポットモニター/ リアクロストラフィックアラート(¥66,000)
- ドアミラー(ブラック塗装)&ドアミラー足元証明(¥?)
- L-Texシート(運転席・助手席ベンチレーション機能)(¥?)
価格設定があるものだけで、¥258,500分の装備で10万円ほどお得に。オプション価格設定がないもので、大きいのは運転席・助手席ベンチレーション機能。これだけでも、価格差以上の価値があります。ベンチレーション機能がついているというのは決め手としても大きかったところです。
2)Ver L(¥5,862,000)との比較
上位グレードとの価格差は▲¥339,000となります。主な装備の違いは
- フロントロアバンパーモール(¥?:特別仕様のみの設定)
- フェンダーアーチモール(¥154,000)
‐ 225/60R18 100Hタイヤ&18 x 7 1/2Jアルミホイール(¥5,500)
- ブラインドスポットモニター/ リアクロストラフィックアラート(¥66,000)
- ドアミラー(ブラック塗装)&ドアミラー足元証明(¥?)
- L-Texシート(運転席・助手席ベンチレーション機能)(¥?: 本革シートからの
グレードダウン)
- 後席6:4分割可倒式シート(¥?電動リクライニング機能有からのグレードダウン)
- 後席シートヒーター無し(¥?)
- アクセサリーコンセント無し(▲¥9,900)
価格設定があるもので¥215,600分の装備追加。グレードダウンがシート材が本革から合成皮革になるのと、後席の電動リクライニング・格納機能、後席シートヒーターが無くなること。グレードダウン分も考えると価格差+オプション装備50万円までのお得感まではないものの、相当のお得感を感じられる特別仕様となっています。
これだけの装備で550万円の価格設定は良心的?サイズ感で比較対象の最有力候補だったメルセデスGLBで同じような装備をオプションパッケージでつけていくと車両価格はほぼ600万円となり、それでもシートベンチレーション機能はありません。メルセデスにはここから値引きが少しあるとは言え、お値段的にもレクサス有利の結果はこの特別仕様のおかげです。