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代表観戦記 20190625 コパvsエクアドル

残念!本気のブラジルと若き代表がどこまでできるか見たかった。

結果、予選リーグ敗退でしたが、大会前の期待を大きく上回るパフォーマンスを見せてくれたチームでした。オリンピック代表中心とは言え、攻撃陣はこのメンバーが本当にベストではないかと思えたほどです。

本来の代表が居ればと思えたのはサイドバック。大会を通じてサイドを破られてのピンチが多く見られました。特に右サイドは酒井宏との差を感じました。左の杉岡もまだ長友には及びませんが、バックアップの一番手としてのアピールにはなってました。

柴崎とコンビを組むボランチ遠藤航に匹敵する選手が見つかりません。柴崎のパフォーマンスは秀逸でヘタフェで起用されないのが不思議でなりませんが、時に最終ラインまで下がり、時に最前線まで攻め上がるは長谷部と遠藤保仁の役割を1人で担うかのようで負担が大きすぎです。トゥーロン代表の田中碧だったらどうだったのか、オリンピックに向けて試しておきたいと思いました。

ゴールキーパーは川島すら越えられずでした。シュミットダニエル、権田に続くのはトゥーロン代表のオピになるのでしょうか。

センターバックの富安は盤石。植田も合格点ですが吉田、昌子を越えるまでのアピールにはなっていません。

1トップはいろいろ試せば試すほど大迫が光るばかり。上田の裏を取る動きはいいのに、あれだけ外しては。大迫不在時の攻撃の形を変える時には前田のスピードを生かした形作りはありかもしれません。キリンチャレンジで永井を起用した形です。

2列目は多士済々。久保建はこれから10年、代表で欠かせない存在になりそうです。ドリブルでボールロストしない、パスの視野、精度は抜群、シュートも打てて言うことなし。コパを通じて、南米の誰よりも光っています。レアルが目をつけただけのことはあります。レアルのトップチームでプレーする、チャンピオンズリーグをとる姿まで期待してしまいます。

中島も盤石。エクアドル戦は後半は疲れがあったのかパスのズレが気になりましたが大会を通じて攻撃の起点でした。もう一度、ヨーロッパのトップリーグで揉まれて磨かれてほしいと思います。

三好も可能性を証明してくれました。堂安とのポジション争いになるのでしょうか。

安部は十分なアピールができませんでしたが片鱗は見えました。

2列目は代表常連の南野、原口、伊東純、そして香川もいます。大迫の代役が見つからないならゼロトップもオプションで考えてもいいのではとも思います。

一人一人はまだまだ成長していくメンバーです。この大会をきっかけにヨーロッパ行きのチャンスを得られる選手も出てくると思います。これからどれだけ強くなるのか期待でふくらむコパでの代表でした。

 

【日本1-1エクアドル|採点&寸評】久保が攻撃を引っ張るも、あと1点が遠く…ベスト8進出はならず(SOCCER DIGEST Web) - Yahoo!ニュース