TAK_610が語る

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代表観戦記 ロシアW杯が終わって

毎日のように、世界最高レベルの試合が楽しめた夢のような1カ月が終わりました。チーム完成度が高い、フランス対クロアチアの決勝は順当でした。決勝戦は誤審?、乱入者に試合を壊されてしまって、ちょっと残念でした。

さて、気は早いですが、4年後に日本代表はベスト8より上を目指せるのか考えてみました。今大会を見ていて、中盤でゲームをコントロールして、縦に早く攻めるサッカーがやはり強い。フランスもクロアチアもベルギーもそうでした。スペイン、ドイツのように守備ブロックの外でのポゼッションは時代遅れ、また、メッシやロナウドレバンドフスキのような超スーパースターに依存するチームも今の時代には通用しませんでした。

従って、日本代表の基本コンセプトに変更は必要なく、チームの熟成と選手の成長が大事だと思います。監督が誰になっても基本コンセプトは維持すべきです。

その上で、次の代表候補を考えてみます。フォーメーションも4-5-1の継続を前提にしてみます。まずはチーム作りのポイントになる中盤。柴崎のゲームメーカーは外せません。中盤下がり目、長谷部の代わりは守備ができて、配球もできる。この役目は現代表の遠藤航が適任。守備に目をつぶれば大島も期待株。井手口の復活も期待。

ボランチ二枚が決まれば攻撃的中盤のポジションにはまだまだ成長が見込める若手が豊富にいます。久保建英にトップ下、両ウィングに原口元気と堂安。このポジションには、成長株がまだまだ豊富で、中島翔哉伊藤達哉久保裕也そして浅野も宇佐美もこのポジション。トップ下限定で、香川ももう一回ありだと思います。

トップは大迫が盤石。ウィングもできる武藤と、2人は堅い。若手では、ジュビロの小川、札幌の三好、レッズから山口にレンタル中のオナイウにも注目。身体能力が異なり、結果がついてきているオナイウの急成長には期待です。フランスもイングランドもベルギーも移民出身選手が主力になっているのだから、肌の色が違うのは何の問題もありません。

ディフェンスも真ん中は多士済々。吉田、昌子、植田は堅い。冨安も期待。Jにも柏の中山、仙台の板倉と、ボランチでもいいポリバレントな選手もいます。頭を抱えてしまうのが両サイドバック。長友、酒井宏樹に代わる人材が見当たらない。右はレッズの橋岡、左は湘南の杉岡。層が薄いのは否めない。

キーパーは中村を軸に、山口瑠衣ですね。

サイドバックが弱点になりそうなので、思い切って3バックに変えるのも手。森保監督になるなら、3バックは得意の形なので、ちょうどいい。3-6-1の森保スタイル可変3バックではどうでしょう。その時のレギュラーは

GK 中村

DF 吉田、昌子、植田

ボランチ 柴崎、遠藤

ウィング 原口、中島

1.5列 久保建、堂安

1トップ 大迫

可変3バックなのでボランチの1人は最終ラインに降りることも想定すると、遠藤航が適任。ウィングは守備に戻る走力が求められるので、フィジカルでも互角の原口は外せない。

こうした四年後をイメージしながら、代表も再始動です。まずはアジア杯、そして1年後にはコパと力試しになる真剣勝負ができる大会があるので、新生ジャパンで挑んでもらいたい。そして4年後には今回手のひらからこぼれ落ちたベスト8、そしてその上を掴んで欲しい。

今から楽しみです。4年後が待ち遠しい。

カタールW杯に思いを馳せて…サッカーキング編集部が4年後の『日本代表 ベストイレブン』をセレクト! | サッカーキング

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180717-00281983-footballc-socc