本日発表された堀監督解任。結果責任を問われる立場なので、今期のこの状況に対する責任を問われた結果です。しかし、二度もチームをシーズン途中で建て直したこと、ACLを制覇したことは称賛される結果であり、敬意は持ち続けています。
問題は経営•強化体制です。大槻ユース監督は暫定と強調されています。こうなることも想定できたことなのに、その場合のプランBの準備ができていなかったように見えます。リスクマネジメントとして大問題です。
また、暫定をあれだけ強調されては、大槻暫定監督のやる気も、選手の監督への信頼も産まれません。せめて大槻暫定監督も結果次第で正式な公認として考えていると言って欲しいものです。人材マネジメントとしても問題ありです。
これから14連戦が続くタイミングで、監督が不安定な立場でいい結果が出てくるとは思えません。1-2試合の内に次期監督が就任できないなら、W杯までは大槻体制で、その結果が良ければ正式監督にするの方がやる気が出て、結果につながるのではないでしょうか。
このタイミングで解任するくらいなら、二週間前に決断して、15連戦を新体制で戦えるようにすべきでした。
J屈指の選手層なので、戦術の修正とチームの気持ちが入れば、まだまだ挽回可能です。経営の腹を据えた早期の決断を期待します。
