TAK_610が語る

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代表戦観戦記20180327 vsウクライナ

この時期、結果より内容です。その内容が酷い。世界レベルの選手層の薄さ、その選手層での戦術熟成度、課題が盛りだくさんでした。

先ずはワントップ。杉本はポストとして機能せず。小林もボールが収まって基点を作ることは出来ずで、大迫の一択になってしまいます。トップができる選手では呼ばれていない岡崎、武藤がいますが2人の良さは裏に抜けてワンプレーでのゴールなので、戦術の見直しが必要になります。

次に右サイド。酷いの一言。個人レベルの差を組織でもカバーできずやられたい放題。酒井宏であれば少しはまともだったかが見たかった。本田も守備のカバーに奔走するミランの時のよう。トップの代わりにサイドの基点を期待したかったがあまりそういう場面を作れないままでした。バックアップメンバーに内田の奇跡的な復活を期待したくなりました。

中盤の守備が機能しなかったのも驚き。中盤をあれだけ支配されればゲームの組立どころではなくなります。中盤三枚は、ハイプレスではなく、やや引き気味にしてスペースを与えない、ボールを奪取できれば素早く全線の三枚にボールを出してゴール前に飛び込んでいくといった戦術に変化すべきと思いました。

この二戦の収穫は中島がスーパーサブとして抜群という発見。残り20分にキレキレの動きで点を狙いに行けます。

本戦まで2ヶ月半。監督の理想とするサッカーは忘れて今の選手層でできるサッカーをすることに頭を切り替えて欲しいものです。選手次第、相手次第で柔軟に戦術を変えられるのがハリル監督の持ち味ですよね。